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2026.02.08

2026年、採用SNSで結果を出すために変えた3つのこと【実例つき】

田中 哉太

田中 哉太

株式会社Entik 代表取締役

なぜ、あなたの会社のSNS採用はうまくいかないのか?

「いい人が採用できない...」

これは、僕が前職のじげんで営業やマーケをやっていた頃から、Entikを立ち上げた今も、数え切れないほど聞いてきた言葉です。

昔は、求人媒体に情報を載せて応募を待つ「待ち」の採用でもよかった。でも、時代は変わりました。特に、これからの社会を担うZ世代は、ググりすらしません。彼らはTikTokやInstagramで「#転職」とハッシュタグ検索し、リアルな情報を探します。

ある調査では、24卒の約65%がTikTokで企業の動画を見て、そのうち約60%がその会社に興味を持ったと答えています。これは、もう無視できない事実です。

こんにちは、株式会社Entikの田中哉太(かなた)です。僕はSNS運用代行や動画制作、AIを使った業務効率化などを通じて、企業の成長をサポートしています。これまで30社以上のSNSアカウントを運用し、累計1.5億回再生、200万人以上のフォロワーを獲得してきました。

変革1:「会社の紹介」を捨て、「社員の物語」を語る

多くの企業が最初にハマる罠。それは、SNSを「会社のパンフレット」の延長で考えてしまうことです。事業内容、沿革、福利厚生、綺麗なオフィス... もちろん、これらも大事な情報です。でも、求職者がSNSに求めているのは、それじゃない。

あなたが新しい環境に飛び込むとき、一番知りたいのは何ですか?

「どんな人たちと働くんだろう?」「この人たちと、一緒に笑ったり、悩んだりできるかな?」

そう、「人」です。特に、共感やリアルな繋がりを大事にするZ世代にとって、働く「人」の魅力は、どんな福利厚生よりも心に響きます。

僕らは、この本質に立ち返り、コンテンツの軸を「会社(Company)」から「人(People)」へと、180度シフトさせました。

ポイントは「完璧」を捨てること。あるITクライアントでは、プロのカメラマンを入れた「社員インタビュー動画」が全く伸びなかった。そこで方針を変え、iPhoneで若手社員に「1年目のリアルな年収」と「入社して一番大変だったこと」を語ってもらったところ、一夜にして1万以上の「いいね」がつきました。結果、約80件の応募があり、9名の採用に成功しました。

変革2:「一方的な発信」をやめ、「熱狂的なコミュニティ」を育てる

SNSをテレビCMのように考えている企業は、100%失敗します。一方的に情報を発信するだけのアカウントは、アルゴリズムからも、ユーザーからも嫌われます。

SNSの本質は「双方向のコミュニケーション」。そして、TikTokのようなプラットフォームは、「コミュニティ育成装置」として設計されています。

僕らは、コンテンツの評価指標を「再生数」から「エンゲージメント率」と「コメントの内容」に変えました。そして、視聴者を「お客様」ではなく、「未来の同僚」と捉え、積極的に巻き込む仕掛けを作りました。

ある製造業のクライアントでは、「この部品、何に使われるか分かりますか?」というクイズ形式の動画で、コメント欄が大いに盛り上がり、運用開始2ヶ月で45件の応募を獲得しました。

変革3:「若者向け」という幻想を捨て、「全世代」をターゲットにする

「TikTokは若者のアプリでしょ?」これは、採用SNSにおける最大の「思い込み」です。2023年の博報堂の調査では、TikTokのユーザー平均年齢は35.95歳。30歳以上が全体の半数以上を占めています。

TikTokは、もはや新卒採用だけのツールじゃない。経験豊富な即戦力を求める中途採用においても、極めて有効なプラットフォームなのです。

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